人は思いどおりにならないとき、とかく相手や周囲のせいにしてしまいがちです。
しかし、それは本当に相手や周囲のせいなのでしょうか。
「それは相手が起こしたこと」「上手くいかないのは環境のせい」にすることは簡単ですが、すべての出来事には自分にも何らかの原因があります。
心理学では「他者は自分の鏡」といわれることがあります。
イライラしているときにはイライラする出来事が起きますし、笑顔で相手に接することができると笑顔が返ってきます。
鏡の中の自分は、決して先に笑うことはありません。
自分が笑顔でいるから、鏡の中の自分も笑うのです。
だとすると、まずは自分の気持ちを整えて、心のグラスを満たすことが大切です。
「今起きている出来事は、自分の行動の結果」と受け止めて、自分がコントロールできることに意識を向けて行動することが、周囲に良い変化をもたらすための第一歩です。
「どんな自分でいたいですか?」
ていあん家
折山 旭