コミュニケーションは、日頃からよく使う言葉の一つです。
いつもコミュニケーションを取っているハズなのに、コミュニケーションが苦手という声もよく聞かれます。
それでは、コミュニケーションとは何でしょうか。
コミュニケーションとは
コミュニケーションの語源は、ラテン語の「Communis(コミュニス)」といわれています。
語源からたどると、コミュニケーションの「Commu(コミュ)」には「共有」するという意味があります。
コミュニケーションを取ることは、一般的には「話す⇔聞く」ことになります。
ただ、良いコミュニケーションには、「伝える⇔聴く」ことを意識することで、お互いがお互いの理解を深められるよう「共有」できることが必要です。
自分の考えや気持ちを上手く伝えるために、相手の考えや気持ちに上手く応えるために、一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションを大切にしましょう。
コミュニケーションで最も大切なこと
コミュニケーションを良くしようと思ったとき、ともするとスキルやテクニックに意識が向きがちです。
スキルやテクニックもあると助けになりますが、それ以上に大切なことがあります。
コミュニケーションで最も大切なこと。
それは「信頼関係」です。
信頼関係は一度できたからといって、それだけでずっとあるものではありません。
いつもお互いに信頼できる関係を、続けることが大切です。
相手との信頼関係を築くことができなければ、どんな高度なスキルやテクニックも通用しません。
信頼関係を築く方法
信頼関係を築くためには、相手との「安心感」を大切にしましょう。
そのために自分ができることの一つとして、「自分が合わせられることを相手に合わせる」ことがあります。
例えば、お互いのペースが合っていないと、なんだか落ち着きません。
自分のペースと相手のペースが近づいて、お互いのペースが合ってくると、相手は安心して話しやすくなります。
自分が相手に合わせられることには、次のようなことがあります。
●視線(目を合わせる、視線の高さを合わせる)
●話のペース(あいづち・うなずき、声のトーン)
●テンポ、スピード
●話題
●身振り、手振り、しぐさ
●表情
●気持ち
●相手が大切にしている言葉
安心感を大切に信頼関係を築くことができると、飛躍的にコミュニケーションの質が高まります。
仕事でもプライベートでも大切な人を大切にできるよう、日頃から良いコミュニケーションを意識しましょう。
「信じて頼ることができる、大切にしたい人は誰ですか?」
おりやまあさひ