子どもの食べ物の好き嫌いで悩んでいませんか?
「こんな物ばかり食べて~」「これは全く食べてくれない~」などと困っているお母さんが多いと思います。
どうして好き嫌いが出てくるのでしょうか?
まず子ども本人に聞いてみましょう。
返ってくる答えは多分たった一つ。
「まずいから」これを言われると、親である自分にもあり得ることなので理解できますよね。
でも大人はまずくても食べます。食べるのには理由があるから。
それは何かというと食の大切さを知っているから。
食が体を作っていることを知っているからです。
1.子どもに聞いてみる
それでは、子どもには食の大切さは、わからないものなのでしょうか?
言葉がわからない赤ちゃんに聞くことは難しいものです。
しかし、子どもなら一緒に考えることができます。
まずは、どうして嫌いなのか、子どもの気持ちに触れて、子どもの気持ちに寄り添いながら、親子のコミュニケーションの一環として、聞いてみることをオススメします。
おそらく、「まずい(=苦い)」「香がきつい」「辛い」だとは思いますが……。
2.理由を教えてあげる
そうしたら、次はお母さんの番です。
①苦いのには理由があるということ。
②それでも食べなければいけないのには、理由があるということ。
この二つをお話ししてあげましょう。
3.気楽に考えてみる
ただ、どうしても嫌いだったら、何が何でも食べさせなくてはいけないのでしょうか。
細かく刻む、匂いを消すなど色々な方法が、あるにはあります。
しかし、「そこまでしなくても、他に食べれるものはあるじゃん!!」くらいの気持ちでいた方が、お母さんも気持ちが楽ですよね。
お母さんが躍起になると、子どもにもきっと伝わってしまいます。
そうはいっても、絶対に成長には欠かせない食べ物は、少しでもいいから食べられるようにはしていきたいものです。
味だけにこだわらず、食べる場を楽しくしてあげる。
これはお母さんにとっても、楽しい食卓が一番ですよね。
4.子どもと一緒に料理する
もう一つオススメは、一緒に作ること。
子どもが自分の作ったものを、大好きな親が食べてくれて、「これすごく美味しいよ!!」と言ってもらえたら。
それだけで、子どもは楽しい気持ちになります。
そうすると自然と進んで食べるようになるかもしれません。
5.収穫を体験する
また料理だけではなくて、野菜などを小さなプランターなどで育てることも、収穫の喜びや食べる喜びを感じることができてオススメです。
子どもだましではありますが、スーパーで買ってきた人参を土に埋めておいて、子どもに抜かせる(収穫させる)というのも一つの手。
「食の大切さ」を伝えることは、それからでも遅くはありません。
子どもとのかかわりの、すべてがコミュニケーションです。
何より大切なことは、ごはんを作るお母さんが笑っていること、楽しそうに食べていること、それはきっと子どもにも伝わることと信じています。
「あなたは子どもに、どのように接してあげたいですか?」
幸せの提案®認定マイスター・認定講師
いとうともこ(かにちゃん)