学生時代、あなたの将来の目標は何でしたか?
学生さんから、将来の目標を伺う機会があります。
「会社員にないたい」
「公務員になりたい」
「先生になりたい」
「介護士になりたい」
理由をたずねると、お父さんやお母さんが「その仕事をしているから」と答えが返ってくることが多々あります。
振り返ってみると、自分も父の職業をやりたいと言っていた時期がありました。
この目標は、本当に自分の答えなのでしょうか。
成長した今の自分になってから考えてみると、それは少し違うかもしれません。
自分が思ったことではあるけれど、どちらかというと周りの環境に影響されて出てきた答えではないでしょうか。
親や家族の意見に流されて、自分の進路を決めてしまう。
周りの友だちに影響されて、自分のやりたいことを決めてしまう。
こういったことは、よくあることなのかもしれません。
心から「そのとおり」と思って決めたことなら、その道に進むことも選択肢です。
ただ、自分の本当の気持ちを誤魔化して選択することが、いい選択につながるかどうか、立ち止まって考えてみる必要はあるかもしれません。
今のあなたの夢や目標は、本当にあなたのものでしょうか。
「頭ではなく、心は何と言っていますか?」
おりやまあさひ